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L'Epée1839 ~Requiem(レクイエム)時を告げる「動く彫刻」~

<2017年新製品>

レクイエム|スカル|レペ

時を告げる「動く彫刻」で楽しい時間を過ごしませんか

Celebrate life with a kinetic sculpture that tells time

2017年度のバーゼルワールドで L’Epée 1839がご紹介するのは「レクイエム 」。8日間のパワーリザーブを備え、外装をコスタス・メタクサス氏と共同設計した置時計です。人間の頭蓋骨の輪郭をかたどったこの限定版は、眼の奥で時刻を表示します。

 

レクイエムはスイス高級機械式時計のスペシャリスト、L’Epée 1839が設計および製造を手掛けた置時計です。この時計は高さ約19cm7.4インチ)、重さ約2kg6ポンド)で、アルミキャストで成形した後、L’Epée 1839のスイスの工房で仕上げを施して完成します。外装の仕上げが異なる2つのモデルよりお選びください:ゴールドメッキを施した真鍮のムーブメントを一体化したブラックスカル、あるいはアルミニウム製のスカルとパラジウムメッキの歯車を使用したシルバーのバージョン。新しいムーブメントは8日間のパワーリザーブをもつ弊社独自の設計によるキャリバー1853 HMD です。この新しいムーブメントは「スロー」ジャンピングアワーとスイーピングミニッツを表示する2つのディスクを備えています。

何世紀もの試練を経て生き続ける芸術の一分野を確立した「メメントモリ」に対して L’Epée 1839とデザイナーは、グラフィカルでテクニカルな挑戦をします。直訳で「汝の死を覚えよ」という意味の「メメントモリ」は、永遠の時を前にすると、人間の卑小さは、私たちにとって大きな試練となる」、そんな警句を私たちに投げかけます。

コスタス・メタクサス氏によると、スカルの中心部に置いた時計の機構は頭蓋骨に覆われた我々の運命を司る脳そのものです。これらはまた、人生と時の流れをつなぐ緊密な結びつきの象徴でもあります。眼は時の流れを観察する私たちそのものであり、思わず、時間により眼窩の中に引き込まれます。右眼・左眼にそれぞれ置かれた透明のディスクが、それぞれ時と分を表示します。時を知るには、眼の中のレクイエムを覗き込まねばならない、それはあたかも自らの不安な心を覗き込まねばならない。そんな印象を抱かされます。

ムーブメントを覆うスカルが形作った保護ケースは、こめかみに印された開口部から入るわずかな光の反射しか通しません。これらはブランドのシンボルである交差した2本の剣で、別の時代への入り口のように、エスケープメントのリズミカルな振動を垣間見せてくれます。

L’Epée 1839は、新しい芸術コレクション「スカル」の第一弾として発表するこの象徴的な小さな置時計にシンプルな現代性と優美なデザインを施しています。

 レクイエムは各バージョン 50ピースの限定版です。

黒のスカルにゴールドのムーブメント、またはアルミニウムのスカルにパラジウム(シルバー色)のムーブメント。レインボーのスカルも加わりました。

 

ムーブメント

160個の部品を使用しマニュファクチュールが全体的に設計、仕上げ、組み立てを手がけた(24個のルビーを除く)ムーブメントは、ゴールド仕上げまたはパラジウム仕上げのどちらかをお選びいただけます。

時と分は眼の内部、数値がパッド印刷されたディスクのシステムにより表示されます。L’Epée 1839はその8日巻きムーブメントに最新のコンプリケーションを加えました。ディスクのメカニズムはそれぞれ「スロー」ジャンピングアワーとスイーピングミニッツを表示するようにできています。

従来のジャンピングアワー表示では、ジャンプがあったかどうかを知ることは困難でした。それで時間を間違えたものですが。L’Epée 1839は、この問題に改良を施し、「スロー」なジャンピングアワーを開発しました。このコンプリケーションでは、アワーディスクは毎時55分まで静止しています。その後、瞬時にジャンプするのではなく、アワーが切り替わる5分前にゆっくりと回転を始めます。この段階的なジャンプにより時間の切り替わりがわかりやすくなり、時刻の読み取りも容易になります。

レクイエムのパワーリザーブ8日間です、よって、毎週巻き上げなければなりませんが、そうすることにより、この時計が象徴するものとの親密な時間を持つことができます。この巻き上げ用のキーはスカルプの基底部に意識的に配されていますが、ちょうど人間の大脳の基底核に当たります。人体においてはあらゆる情報、意思、決定がうなじから、より精密には頸神経叢から器官や四肢に送られます。ここでは、置時計の機能に必要なエネルギーがこの動作を通して伝えられます。単独のキーは時間設定の役割も果たします。 

 

スカル

伝統的な置時計とはまったく異なり、この2kgほどのスカルは極めて地味でありながら、見る者を惑わせます。アルミニウム製スカルの両側面には2本の剣が彫られており、ここから光を採り入れムーブメントに反射させます。意図的に極めてリアリスティックに作られたあごは、個々に独立した24本の歯を持っています。

人の過去や人生や人の骨格はそれぞれ異なり、時間の痕跡を内に秘めています。さらに現実みを与えるために、L’Epée 1839は、意図的に、一つずつスカルの異なる場所に異なる小さな傷を残しました。生きた証のようなこれらの傷により、物語が生まれ、各ピースが完全に無二のものとなるのです。

スカルは2つの僧帽筋を思い出させる2本の柱に支えられており、その中央にキーが入ります。置時計の安定はアルミニウムの台座が担っています。

価格:1,950,000円(税抜)レインボー    1,850,000円(税抜)ブラック/シルバー

 

■技術仕様:

レクイエムは3つのバージョンよりお選びいただけます:

-ブラック:黒のスカルプおよびゴールドのムーブメント

-シルバー:アルミニウムのスカルプおよびパラジウムのムーブメント

- レインボー

限定版:           3 x 50ピース

サイズ:高さ19cm、幅12cm、奥行16cm

重量:1.9kg

構成部品総数:194

 

スカル 

重量:1.1kg

材質:アルミニウム鋳造後、加工 

仕上げ:ブラックラッカー、または未加工アルミニウム、および無色の保護塗装

顎:臼歯12個、切歯12

 

ムーブメント

時および分の表示:頭蓋骨の眼の中、パッド印刷したディスクによる

L’Epée 1839自社開発および製造のムーブメント

キャリバー  1853 HMD

単一のバレル

パワーリザーブ:8日間

構成部品数:160

ルビー石数:24

インカブロック衝撃保護システム

ムーブメントのサイズ:

材質:真鍮およびステンレススチール

仕上げ:ゴールドメッキまたはパラジウムメッキ

ムーブメントの巻き上げには、独自のデザインを施したキーを使用

 

台座 

ムーブメントを固定したアルミニウム製の支柱が、スカルを台座と連結しています。

レクイエムの時間設定と手巻きに使用する単独のキーは、柱の間に直接収納されます。

 


デザイナー:コスタス・メタクサス  

「時計は魅惑的な創作対象です。何を隠し、何を見せるかで、遊び心を掻き立ててくれます」

 コスタス・メタクサス氏は雑誌の編集者であり映画の制作者、そしてまたアートと技術の愛好家でもあります。多様な情報源よりインスピレーションを得る氏は、その雑多な活動から創作作品を豊かにする術を得ています。氏の経歴は異彩です:アートからデザインへと一歩を踏み出したのも、氏にとってはごく普通のことでした。氏がこのまったく斬新なデザインを手がけたのは、多文化を背景とし熟練したアーティストの眼があったからこそです。氏の作品は独特であり、そのデザイナーとしての才能は多数の機会に表彰されています。

ギリシャ人の両親をもつオーストラリア人として、氏はダーウィンからロンドンまで、ギリシャの島々からドイツまで世界を駆け巡ります。氏がレクイエムのインスピレーションを得たのは旅の最中であり、無限の想像力と音楽への愛から生まれたものです。独学者の氏は、作品の設計にあたり、様々な素材を把握しようとします。マニュファクチュール L’Epée 1839の研究開発チームとの協力を通して、氏は現代の技術を応用し、革新・創作のために金属を使用します。

外観のデザインがここまでシンプルである理由を尋ねると、氏は次のように答えます:「それは私が時計のコンプリケーションに魅了される理由の一環です。」なるほど、地球上の限られた時間と複雑な時計機構の外面という概念は、人生自体(そしてその面倒一切…)の隠喩または寓意のように見えるのかも知れません。 

コスタス・メタクサス氏はこのスカルを描くことで、かの有名な寿命方程式の要約に成功した、この一言に尽きるでしょう。すべてが方程式に収まるわけではありません(また、このテーマについては Google がきっと多種の回答を用意してくれるでしょう)が、寿命方程式とは誕生から死までに経験した時間と幸せのはかない均衡であるという原則については、誰もが同意するでしょう。つまり、過ぎ行く時を描いた人間の頭蓋骨の象徴体系は、光がいくつかの開口部を通してムーブメントに降り注ぎ、暗い世界の真っただ中に金・銀の趣きをちらりと映し出すとき、その時まさにその重要性を発揮するのです。

Carpe diem.(「その日を摘め」の意のラテン語)